お知らせ
胸椎椎間板ヘルニアに対するFESS手術について
2025年3月まで岩井整形外科病院常勤だった水谷医師が筆頭著者、当クリニック院長の古閑医師が責任著者を務めた論文が「NMC Case Report Journal」に収載されました。
この論文は、胸椎椎間板ヘルニアに対してFESS手術を選択した症例についての報告です。 胸椎椎間板ヘルニアは全椎間板ヘルニアの0.1~3%にしか見られない稀な病態です。歩行障害などの脊髄症を呈する場合が多く、手術が難しい部位にある(胸椎は肺の後ろにあり、肋骨などに囲まれている)ため、通常胸椎固定術が選択されています。本報告の患者さんは安全にFESSを受け、手術の翌日退院されています。
FESSは胸椎椎間板ヘルニアに対する最も低侵襲な治療方法と考えます。胸椎椎間板ヘルニアでお困りの患者さんは、FESSでの治療が可能な場合があります。ぜひ当クリニックにてご相談ください。