FESSについて

外径約7mmの内視鏡を利用した 入院期間2~3日の内視鏡下手術

FESSとは「Full-endoscopic spine surgery」の略称で、脊椎疾患に対する最も低侵襲な(傷が小さく、お身体への負担が少ない)手術方法です。従来の内視鏡下手術では傷の大きさが18~20mm、入院期間が約7日間だったのに対し、FESSでは傷は約7mm、2~3日で退院可能です。

そもそもFESSは、PELD(Percutaneous Endoscopic Lumbar Discectomy)と呼ばれる手術が進化した術式です。PELDでは「腰の椎間板ヘルニア」しか治療できなかったのに対し、FESSでは腰だけでなく首も治療可能です。さらに、椎間板ヘルニアだけでなく脊柱管狭窄症などの他の脊椎疾患に対する治療も可能となりました。

FESS手術のメリット

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傷痕が目立ちません

従来の内視鏡下手術で利用する内視鏡よりも、小さな内視鏡を使用する為、切開が小さく済みます。FESSの皮膚切開は7mm、従来の内視鏡下手術の皮膚切開は18~20mmです

Merit2

早期社会復帰

皮膚切開が7mmと小さく身体への負担が少ない為、入院期間が短くて済みます。当グループでは、手術後2~3日で退院される方が多いです。

Merit3

健康保険適用

当グループのFESS手術は、健康保険が適用されます。入院・手術費は¥200,000 ~ 250,000です。

  • 健康保険適用(3割負担)、入院日数2~3日の場合の金額です。あくまで概算になりますので、診療内容や入院日数により増減致します。

FESS手術の主な対象疾患

腰椎椎間板ヘルニアすべてのタイプの腰椎椎間板ヘルニアに対応可能です。また、他病院での術後再発なども可能な限り対応させて頂きます。
腰椎外側陥凹狭窄腰部脊柱管狭窄症の一種です。片方の下肢の痛みを生じます。
腰椎椎間孔狭窄自然に発生する場合もありますが、固定術後や圧迫骨折後などにも生じることがあります。すべてのタイプの椎間孔狭窄にFESSは対応可能です。
頚椎症性神経根症加齢による変性で神経根が圧迫され片方の上肢の痛みが生じます。
頸椎椎間板ヘルニア片方の上肢の痛みが生じる外側型のヘルニアにのみ現時点では適応があります。

FESS手術実績

岩井グループ 他院
470 4,073

上記は日本整形外科学会が発表した2019年のFESS(経皮内視鏡下手術)手術実績と、当グループの手術件数を比較したグラフです。 当グループでは、国内で行われるFESS手術の約1割を実施しております。

参考文献:『日本整形外科学会誌 第95巻 第1号』

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