お知らせ

DPELスコープによる腰部脊柱管狭窄症の治療を開始致しました。

これまでFESSクリニックでは腰部脊柱管狭窄症の特別なタイプ(外側陥凹狭窄や椎間孔狭窄)のみFESSによる治療を行ってまいりました。それはこれまでのFESSで用いてきた内視鏡の形状が、中心性狭窄(間欠性跛行などの馬尾症状を呈する、最も一般的な腰部脊柱管狭窄症のタイプで狭窄が広範囲)の治療には適さなかったからです。中心性狭窄の場合は従来のFESS用内視鏡で手術を行うと2時間前後の手術時間がかかってしまいます。MELで行いますと、通常1か所の中心性腰部脊柱管狭窄症の治療は当院では1時間以内で終了します。長時間の麻酔は決して我々の目指している「低侵襲」手術とは言えないことから、これまではMELを選択してきました。この度、当院ではDPELスコープという新しい内視鏡を導入し中心性腰部脊柱管狭窄症の治療もFESSで1時間程度で実施可能になりました。このことから、今後は積極的に中心性腰部脊柱管狭窄症もFESSで治療していく予定です。また、入院期間も基本2泊3日と短縮されました。

DPELスコープに関して少しだけご説明させて頂きます。DPELの「D」は日本のFESS第一人者の出沢明先生の頭文字をとったものです。出沢先生が中心性腰部脊柱管狭窄症の治療もFESSで可能とすべく開発したものです。鉗子類を出し入れする穴の大きさがこれまでの内視鏡では4.1mmだったところを6.4mmまで拡大することで、広い範囲の骨切除が容易になっております。またinterlaminalアプローチ(背中の真後ろからの手術方法)に特化しているので、内視鏡の長さも74mmと短くなって(従来のものは165mm)操作性が向上しております。随時手術動画もアップする予定ですが、DPELスコープによる治療をご希望の方は、遠慮なくご相談ください。

DPELの皮膚切開
DPELの皮膚切開
DPELの手術道具
PELの手術道具
DPELの手術風景
PELの手術風景
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